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統合失調症について

■ 統合失調症とは
統合失調症(とうごうしっちょうしょう)は、主に思考・感情・行動のまとまりに影響を与える精神疾患で、以下のような症状が見られます:
主な症状
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陽性症状(本来ないはずのものが現れる)
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幻聴(誰かに話しかけられている感じがする)
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妄想(被害妄想、関係妄想など)
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陰性症状(本来あるはずのものが失われる)
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感情の平板化(感情の起伏が乏しくなる)
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意欲低下(活動に対するやる気がなくなる)
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認知機能障害
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注意力や記憶力の低下
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判断力の低下
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■ 訪問看護とは
訪問看護は、看護師や精神保健福祉士などの専門職が自宅に訪問して支援するサービスで、精神疾患を持つ人の生活をサポートするものです。
統合失調症への訪問看護の主な支援内容
支援内容 | 説明 |
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服薬管理 | 薬を正しく飲めているか確認し、必要に応じて医師に報告 |
症状の観察 | 幻聴や妄想、意欲低下などの症状変化を確認 |
日常生活の支援 | 食事、掃除、買い物など生活習慣の支援 |
社会復帰支援 | 作業所・就労支援の紹介、病院・福祉サービスとの連携 |
家族支援 | 家族への病気の説明、対応方法のアドバイス |
■ 訪問看護のメリット
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自宅で安心して療養できる
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症状の悪化を早期発見できる
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入退院を繰り返さない生活が目指せる
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家族の負担が軽減される
■ 利用方法
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主治医から訪問看護指示書をもらう
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訪問看護ステーションと契約
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定期的な訪問が開始される(週1~数回)
※訪問看護は医療保険・精神科医療特例・自立支援医療などで費用負担を軽減できます。
もし「具体的な支援プラン」「自立支援医療の申請方法」などの詳細が知りたい場合は、お知らせください。地域によってサービス内容も異なるので、必要であれば地域名も教えていただけると、より具体的にご案内できます。